年末年始の休み期間延長は行われる?病院や銀行、学校への影響も調査
2020年10月23日に西村経済再生担当大臣が記者会見で年末年始の休み期間を2021年1月11日まで延長するなどを企業側に要請すると述べて話題になっていますよね。
そこで気になるのが「そもそも本当に年末年始の休み期間延長は本当に行われるの?」ということではないでしょうか。
また、2020年4月に発令された緊急事態宣言の際は、学校が休みになり夏休みを縮小して授業の遅れを取り戻そうとしていたのに大丈夫なのかという声も上がっています。
また、病院や銀行などの金融機関は通常、年末年始はお休みになりますので年末年始の休み期間の延長に不安を示す声も多いようです。
そこで今回まとめた内容はこちら
・年末年始の休み期間は本当に延長される?
・年末年始の休み期間延長で病院や銀行などの金融機関はどうなる?
・年末年始の休み期間が延長されると学校の休みはいつまで?
年末年始の休み期間は本当に延長される?
さっそく、年末年始の休み期間が本当に延長されるのかについて調べてみました。
先に結論からお伝えすると、年末年始の休み期間を1月11日まで延長と発表される可能性はかなり高いと予測されます。
ただし、ここで気を付けなければいけないのは、「あくまで休暇を分散させるため」ということです。
つまり、1月11日まで連続で休んでもいいし、11日までの間のどこかで休みを選んでとってもいいということで、みんなの休暇がバラバラになる可能性があるということです。
西村経済再生担当大臣は本日10月26日の記者会見で、「分散休暇が基本であり、国民全員に長期の休暇を求めるものではない」と明言しています。
そのうえで、今週中には経団連など経済3団体に分散休暇を求めていくことにしているとのことです。
経団連もこれに賛同しており、「年末年始の日程が集中しないために、有給休暇の取得を呼びかけたり、休暇を取りやすい環境づくりをするように企業側に呼び掛ける」と言っています。
ただ、しっかりとした方針がまだ発表されておらず、今回は正確な情報を入手することができませんでした。
ただ、もしそうなれば、人によって年末年始の休暇の始まりと終わりのタイミングが違ってくるということですね。
今年の年末年始は帰省や旅行など、予定の調整が特に必要になりそうですね。
年末年始の休み期間延長で病院や銀行などの金融機関はどうなる?
年末年始の休み期間が延長される可能性があると、病院や銀行などの金融機関の営業再開がどうなるかも気になりますよね。
調べてみたところ、病院などはそれぞれ方針に違いはありそうなものの、大体の病院、銀行などの金融機関はカレンダー通り1月4日から始まるのではないかと予測されました。
なぜかというと、西村経済再生担当大臣が本日の記者会見で
”医療やインフラなど長期で休めない人がいるのは当然だとして、「事情に応じて仕事を分担するなどの工夫で、全体として休暇が分散されることを期待したい」”
とコメントしているからです。
つまり、医療現場やインフラ関係は生活に欠かすことのできないライフラインなので仕事の分担と休暇を分散で通常通り営業が再開されそうだと予想されます。
これは病院やインフラ関係だけでなく当然銀行などの金融機関も含まれていると想像できますよね。
ただし、4月に発令された緊急事態宣言時のように銀行などの金融機関でも営業時間の短縮や少人数での営業再開がされるかもしれません。
ちなみに、もともと国家公務員は働き方改革の一環で休暇を分散して取ろうという取り組みがあったようなので、西村大臣はこの機会に「休暇分散のモデルケース」と作りたいようです。
実際働いている人の声を聞くと、ありがたいが各所との調整が必要だったりでなかなか長期休暇が取りづらい部署もありそうとの声もあり、これからの具体策に要注目ですね。
年末年始の休み期間が延長されると学校の休みはいつまで?
今回の年末年始の休み期間は会社や業種によってそれぞれ期間が異なりそうということが予測されましたが、そこで気になるのが学校の休み期間についてですよね。
今回、学校の休み期間について詳しく調べてみましたが、まだ詳細が公表されていないこともあり、正確な情報を入手することはできませんでした。
これはあくまで予測ですが、政府としては年末年始の休み期間を1月11日までにするように要請するとしたうえで、補習などの判断は学校側に任せるということになるのではないでしょうか。
小池都知事は、「リスクの分散は理にかなっているとした上で、一方で学校の授業の遅れを取り戻すために夏休みを削ったりした。その影響はどうなのか」とコメントしています。
緊急時代宣言の時は、全員の保護者が会社を休めるわけもなく、会社を休んでお世話をしたり、祖父母に預けたりと対応に苦労した方も多かったと思います。
今後、政府にはしっかりとした具体策をたててもらい、出来るだけ混雑や混乱のない年末年始を送りたいですね。
まとめ
今回は、西村経済再生担当大臣が年末年始休暇を2021年1月11日までにするよう要請するとコメントしたことで、本当に行われるのか、病院や銀行、学校などの影響を調べてみました。
具体策はまだ公表されていませんが、休暇分散を進めていきたいため年末年始の休み期間は1月11日までになる可能性が高いと予測されました。
また、病院や銀行などの金融機関はおそらくカレンダー通り1月4日から再開されると考えられるものの営業時間短縮や少人数での対応になるのではないかと考えられます。
正確な情報は発表されていませんでしたが学校の年末年始の休み期間は1月11日までとした上で、補習などの判断は学校の判断に任せるということになるかもしれません。
いずれにせよ、今回は今までとは違った年末年始となりそうですので、今後の情報によく注目しておきながら、楽しい年末年始にしたいですね。